サルコイドーシスの検査所見|第105回医師国家試験I32

第105回医師国家試験 I32(2011年)

正答:c・e

問題

サルコイドーシスでみられる検査所見はどれか。2つ選べ。

a.補体価低下

b.抗核抗体陽性

c.γ-グロブリン増加

d.可溶性免疫複合体増加

e.ツベルクリン反応陰性

正答の理由

サルコイドーシスでは多クローン性高γグロブリン血症や細胞性免疫反応の低下によるツベルクリン反応陰性(アネルギー)がみられる。これらは支持所見であって単独で確定診断する検査ではない。

各選択肢の検討

a.補体価低下サルコイドーシスに特異的な所見ではなく、典型的には補体低下を示さない。

b.抗核抗体陽性自己抗体陽性は診断を特徴づける所見ではない。

c.γ-グロブリン増加正しい。多クローン性高γグロブリン血症を認めることがある。

d.可溶性免疫複合体増加主要な診断所見ではなく、サルコイドーシスを特徴づけない。

e.ツベルクリン反応陰性正しい。細胞性免疫の反応性低下によりアネルギーとなり、ツベルクリン反応陰性を示すことがある。

覚えるポイント

高γグロブリン血症とアネルギー

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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