皮膚アレルギー検査の全身反応リスク|第105回医師国家試験I20

第105回医師国家試験 I20(2011年)

正答:b

問題

アナフィラキシーを誘発する頻度が最も高いのはどれか。

a.針反応

b.皮内テスト

c.パッチテスト

d.プリックテスト

e.スクラッチテスト

正答の理由

皮内テストはアレルゲンを真皮内へ注入するため、プリックテストより全身性アレルギー反応のリスクが高い。パッチテストは主に遅延型接触アレルギーを調べる。本問では皮内テストを選ぶが、個々の検査の危険性は抗原や実施条件にも左右される。

各選択肢の検討

a.針反応針反応は、針の刺入による刺激で丘疹・膿疱が生じる皮膚の過敏反応をみるもので、Behçet病の診断に用いる。通常の針反応検査ではアレルゲンを注入しない。

b.皮内テスト正しい。皮内テストは皮膚テストの中で全身性反応のリスクが高く、慎重に実施する。

c.パッチテストパッチテストは遅延型接触アレルギーを調べる方法で、即時型アナフィラキシーの誘発頻度は低い。

d.プリックテストプリックテストは皮内テストより全身反応リスクが低い。

e.スクラッチテストスクラッチテストは表皮に限局して抗原を導入し、皮内テストより全身反応リスクが低い。

覚えるポイント

皮膚アレルギー検査の全身反応リスク。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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