IPMNの形態|第105回医師国家試験I19

第105回医師国家試験 I19(2011年)

正答:b

問題

膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)で誤っているのはどれか。

a.主膵管内のイクラ状隆起性病変

b.主膵管のびまん性狭窄

c.膵管内の乳頭状増生

d.膵管分枝のブドウの房状拡張

e.Vater乳頭口の開大

正答の理由

IPMNは膵管内の乳頭状粘液産生腫瘍で、主膵管型では主膵管拡張、分枝型ではブドウ房状の分枝膵管拡張を示す。粘液が十二指腸乳頭から排出され、乳頭口が開大して魚口様となることがある。主膵管のびまん性狭窄は典型像ではない。

各選択肢の検討

a.主膵管内のイクラ状隆起性病変主膵管内に増生した乳頭状腫瘍が、膵管鏡などでイクラ状・魚卵状に見えることがある。

b.主膵管のびまん性狭窄誤り。IPMNでは主膵管または分枝膵管の拡張を示す。びまん性狭窄は典型像ではない。

c.膵管内の乳頭状増生正しい。膵管内の乳頭状増生と粘液産生が病理学的特徴である。

d.膵管分枝のブドウの房状拡張正しい。分枝型IPMNでは分枝膵管がブドウ房状に拡張する。

e.Vater乳頭口の開大正しい。粘液が乳頭口から排出され、開大した魚口様乳頭を呈することがある。

覚えるポイント

IPMNの形態。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第105回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました