Wilson病でみられない所見|第105回医師国家試験I9

第105回医師国家試験 I9(2011年)

正答:d

問題

Wilson病でみられないのはどれか。

a.アミノ酸尿

b.溶血性貧血

c.血清銅の低値

d.血清尿酸の高値

e.血清セルロプラスミンの低値

正答の理由

Wilson病ではセルロプラスミン低値と総血清銅低値がみられ、腎尿細管障害によるアミノ酸尿や、銅による溶血性貧血も起こり得る。尿酸は腎尿細管障害で低値となる場合があり、高値は典型所見ではない。

各選択肢の検討

a.アミノ酸尿近位尿細管障害(Fanconi症候群)によりアミノ酸尿がみられ得る。

b.溶血性貧血銅による赤血球障害でCoombs陰性溶血性貧血を起こし得る。

c.血清銅の低値総血清銅はセルロプラスミン低下に伴い低値となることが多い(遊離銅は別に評価する)。

d.血清尿酸の高値正しい。高尿酸血症は典型的所見ではなく、尿細管障害により低尿酸血症を来し得る。

e.血清セルロプラスミンの低値セルロプラスミン低値はWilson病の代表的所見である。

覚えるポイント

Wilson病でみられない所見。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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