第105回医師国家試験 I4(2011年)
正答:b
問題
高齢者のうつ病でよくみられる妄想はどれか。
a.注察妄想
b.貧困妄想
c.被毒妄想
d.誇大妄想
e.替え玉妄想
正答の理由
高齢者のうつ病では、自己評価の低下や将来への悲観を反映した貧困妄想・心気妄想がみられることがある。
各選択肢の検討
a.注察妄想注察妄想は統合失調症などでみられ得るが、高齢者うつ病の代表的な妄想ではない。
b.貧困妄想正しい。高齢者うつ病では貧困妄想や心気妄想がみられやすい。
c.被毒妄想被毒妄想は妄想性障害などでもみられるが、うつ病に特徴的な代表例ではない。
d.誇大妄想誇大妄想は躁状態などでみられやすく、うつ病の典型ではない。
e.替え玉妄想替え玉妄想(カプグラ症候群)は認知症や精神病性障害などに関連し、うつ病に典型的ではない。
覚えるポイント
高齢者うつ病に伴う妄想。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。