第105回医師国家試験 H14(2011年)
正答:a
問題
一酸化炭素中毒でみられないのはどれか。
a.チアノーゼ
b.意識障害
c.けいれん
d.呼吸困難
e.血圧低下
正答の理由
CO中毒では意識障害・けいれん・呼吸困難・低血圧など重症症状があり得ます。チアノーゼやチェリーレッド色は典型所見ではなく稀なので、設問の「みられない」として最も適切です。完全に起こらないとはいえません。
各選択肢の検討
a.チアノーゼ。正しい。CO中毒では意識障害・けいれん・呼吸困難・低血圧など重症症状があり得ます。チアノーゼやチェリーレッド色は典型所見ではなく稀なので、設問の「みられない」として最も適切です。完全に起こらないとはいえません。
b.意識障害。誤り。重症化すると意識混濁・昏睡を起こし得ます。
c.けいれん。誤り。重症の組織低酸素・神経障害でけいれんを起こし得ます。
d.呼吸困難。誤り。息切れ・頻呼吸などを呈することがあります。
e.血圧低下。誤り。重症中毒では心筋障害や全身毒性により低血圧をきたし得ます。
覚えるポイント
CO中毒の臨床像は非特異的で、神経・心血管症状が中心。古典的なチアノーゼは稀であり「絶対に起こらない」という意味ではない。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。