3歳児の発達評価|第105回医師国家試験G18

第105回医師国家試験 G18(2011年)

正答:e

問題

3歳児において発達が遅れていると判定される項目はどれか。

a.でんぐり返しができない。

b.ボタンをはめられない。

c.鼻をかめない。

d.遊びの順番を待てない。

e.二語文を話さない。

正答の理由

公式正答はe。3歳では二語をつないだ表現をすでに獲得しているため、二語文が出ない場合は言語発達の遅れを疑う。一方、でんぐり返し、衣服のボタン操作、鼻かみ、遊びで順番を待つことは、3歳児の一律の到達基準とはいえない。

各選択肢の検討

a.でんぐり返しができない。でんぐり返しは3歳の標準到達項目とはされない。

b.ボタンをはめられない。衣服のボタン操作はより後の年齢で伸びる技能で、3歳でできなくても遅れとは判定しない。

c.鼻をかめない。鼻かみは協力や練習を要し、3歳の必須発達項目ではない。

d.遊びの順番を待てない。順番を待つ力は発達途上で、3歳で常にできることを求めない。

e.二語文を話さない。二語を結合した発話は2歳頃までに現れる基本的言語発達項目であり、3歳で全く話さない場合は評価が必要。

覚えるポイント

3歳児健診では単一の生活技能の未獲得より、年齢相応の言語・対人発達の欠如を重視する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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