側頭骨CTにおける半規管|第105回医師国家試験G17

第105回医師国家試験 G17(2011年)

正答:b

問題

側頭骨高分解能CTの軸位断像(別冊No.1)を別に示す。

矢印で示すものはどれか。

a.蝸牛基底回転

b.外側半規管

c.顔面神経管

d.蝸牛窓

e.前庭

側頭骨高分解能CT軸位断像。矢印が外側半規管を示す。
別冊No.1 / 出典:厚生労働省・第105回G別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

正答はbです。矢印は側頭骨内の外側半規管の断面を指しています。図では輪状の骨迷路構造として描出され、顔面神経管や蝸牛基底回転とは位置・形態が異なります。

画像の見方

原本別冊No.1の側頭骨高分解能CT軸位像。耳小骨・乳突蜂巣に対して内側下方にある輪状の骨性構造を矢印が指し、外側半規管に一致する。

各選択肢の検討

a.誤り。蝸牛基底回転は蝸牛の最下方の回転で、中耳内側の蝸牛を構成します。矢印の輪状構造とは位置が異なります。

b.正しい。矢印は外側半規管を示し、側頭骨高分解能CTで骨迷路の輪状構造として見えます。

c.誤り。顔面神経管は顔面神経が走る骨性管で、矢印の輪状半規管ではありません。

d.誤り。蝸牛窓は中耳と内耳の境界にある開口部で、側頭骨内の半規管断面とは異なります。

e.誤り。前庭は蝸牛と半規管の間にある内耳腔で、矢印が示す外側半規管ではありません。

覚えるポイント

側頭骨CTでは蝸牛・前庭・半規管・顔面神経管の位置関係を断面で確認する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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