胎盤を通過する免疫グロブリン|第105回医師国家試験G6

第105回医師国家試験 G6(2011年)

正答:d

問題

胎盤を通過する免疫グロブリンはどれか。

a.IgA

b.IgD

c.IgE

d.IgG

e.IgM

正答の理由

正答はIgGです。胎盤の新生児Fc受容体(FcRn)を介して母体IgGが胎児へ移行し、出生後早期の受動免疫を担います。

各選択肢の検討

a.誤り。IgAは胎盤を通る抗体ではなく、母乳中に多く含まれて粘膜防御に関わります。

b.誤り。IgDは主に成熟B細胞表面に発現し、胎盤通過抗体ではありません。

c.誤り。IgEは即時型アレルギーなどに関与し、胎盤を通過する主要免疫グロブリンではありません。

d.正しい。IgGはFcRnを介して胎盤を通過し、胎児・新生児へ母体由来の抗体を移します。

e.誤り。IgMは分子量が大きく胎盤を通過しません。

覚えるポイント

胎盤を通過するクラスはIgG。母乳で粘膜防御を担うIgAとの違いを押さえる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第105回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました