第105回医師国家試験 F6(2011年)
正答:b
問題
6 地域医療でのチームワークの形成で優先度が低いのはどれか。
a.家族との連携
b.年功序列の尊重
c.医療と介護との連携
d.保健と福祉との連携
e.地域連携クリニカルパスの利用
正答の理由
地域医療では患者・家族を中心に医療、介護、保健、福祉の関係者が連携する。年功序列の尊重は連携の目的・原則ではなく、役割や専門性に基づく協働を妨げうる。
各選択肢の検討
a.家族との連携。誤り。患者の生活を支える家族との情報共有・協働は重要である。
b.年功序列の尊重。正しい(優先度が低い)。職種間の連携は年齢や勤続年数ではなく、患者のニーズ、専門性、役割分担に基づく。
c.医療と介護との連携。誤り。療養生活を支えるには医療と介護を切れ目なくつなぐ必要がある。
d.保健と福祉との連携。誤り。健康づくり、生活支援、福祉サービス等を組み合わせるために関係部門の連携が必要である。
e.地域連携クリニカルパスの利用。誤り。患者の経過や役割を共有し、医療機関・地域間の連携を支える方法である。
覚えるポイント
多職種連携は患者の必要に応じた専門性と役割分担に基づく。序列を優先しない。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。