第105回医師国家試験 E31(2011年)
正答:b
問題
31 我が国の近年の人口動態・人口構成について正しいのはどれか。
a.総人口は増加している。
b.平均世帯人員数は減少傾向にある。
c.年少人口が老年人口を上回っている。
d.老年人口割合は10%台で推移している。
e.人口ピラミッドはひょうたん型である。
正答の理由
平均世帯人員は減少傾向にあり、bが正しい。2010年国勢調査では2.42人であった。総人口は国勢調査の2005年比ではほぼ横ばいで、人口推計では2008年12月をピークに増減を繰り返し、2010年12月から減少した。資料の基準時点と系列を区別する。
各選択肢の検討
a.総人口は増加している。誤り(公式キー上)。2010年国勢調査では2005年比でほぼ横ばいだった。人口推計では2008年12月をピークに増減を繰り返し、2010年12月から減少しており、継続した増加傾向とはいえない。
b.平均世帯人員数は減少傾向にある。正しい。単独世帯の増加などにより、1世帯当たりの平均人員は継続して減少している。
c.年少人口が老年人口を上回っている。誤り。2010年は15歳未満が1,680万3千人、65歳以上が2,924万6千人で、老年人口の方が多い。
d.老年人口割合は10%台で推移している。誤り。2010年国勢調査では、年齢不詳を除く人口の23.0%を65歳以上が占め、10%台ではない。
e.人口ピラミッドはひょうたん型である。誤り。少子高齢化が進み、年少人口の割合が小さいつぼ型の構成である。
覚えるポイント
平均世帯人員は減少傾向。総人口の国勢調査による5年間の比較と、月別人口推計の動向を区別する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。