先端巨大症と成長ホルモン|第105回医師国家試験E28

第105回医師国家試験 E28(2011年)

正答:a

問題

28 顔面の写真(別冊No.4)を別に示す。

この疾患で異常値となるのはどれか。

a.成長ホルモン

b.抗利尿ホルモン

c.黄体形成ホルモン

d.甲状腺刺激ホルモン

e.副腎皮質刺激ホルモン

前面および側面の顔貌写真。先端巨大症に合致する粗大な顔貌がみられる。
別冊No.4 / 出典:厚生労働省・第105回E別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

粗大な顔貌を示す先端巨大症では、成長ホルモン過剰とそれに伴うIGF-1上昇を認める。

画像の見方

顔面の骨格・軟部組織が粗大化した顔貌で、先端巨大症を示唆する。

各選択肢の検討

a.成長ホルモン。正しい。顔貌から先端巨大症が考えられ、成長ホルモン過剰分泌が背景にある。

b.抗利尿ホルモン。誤り。抗利尿ホルモン異常は先端巨大症の基本病態ではない。

c.黄体形成ホルモン。誤り。性腺刺激ホルモンの異常はこの顔貌を説明しない。

d.甲状腺刺激ホルモン。誤り。TSH異常はこの顔貌の原因となる所見ではない。

e.副腎皮質刺激ホルモン。誤り。ACTH過剰はクッシング病などの病態を生じるが、先端巨大症の基本的異常ではない。

覚えるポイント

粗大な顔貌を示す先端巨大症では、成長ホルモン過剰とそれに伴うIGF-1上昇を認める。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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