第105回医師国家試験 E20(2011年)
正答:c
問題
20 介護保険について正しいのはどれか。
a.被保険者は65歳以上である。
b.主治医意見書には要介護度を記入する。
c.認知機能の障害は介護保険の対象となる。
d.ADLが自立していても独居であれば利用できる。
e.地域包括支援センターは二次医療圏ごとに設置される。
正答の理由
介護保険サービスの利用には要介護・要支援認定が必要で、認知症による生活機能低下も認定の対象となる。
各選択肢の検討
a.被保険者は65歳以上である。誤り。65歳以上の第1号被保険者に加え、40〜64歳の第2号被保険者もいる。
b.主治医意見書には要介護度を記入する。誤り。意見書は心身の状態や疾病等を記載し、要介護度は認定審査会が認定調査の結果などと合わせて判定する。
c.認知機能の障害は介護保険の対象となる。正しい。認知症などで生活機能が低下し、年齢等の要件を満たして要支援・要介護認定を受ければ対象になる。
d.ADLが自立していても独居であれば利用できる。誤り。独居だけでは要介護・要支援認定の要件にならず、心身の状態に基づく認定が必要である。
e.地域包括支援センターは二次医療圏ごとに設置される。誤り。地域包括支援センターは市町村が設置する地域包括ケアの中核機関であり、二次医療圏ごとに置くという規定ではない。
覚えるポイント
介護保険サービスの利用には要介護・要支援認定が必要で、認知症による生活機能低下も認定の対象となる。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第105回医師国家試験問題および正答
- 要介護認定における「認定調査票記入の手引き」等について|厚生労働省
- 介護保険制度における要介護認定の仕組み|厚生労働省
- 地域包括ケアシステム|厚生労働省
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。