第105回医師国家試験 E7(2011年)
正答:e
問題
正常卵巣から分泌されないホルモンはどれか。
a.アクチビン
b.インヒビン
c.エストロゲン
d.プロゲステロン
e.卵胞刺激ホルモン
正答の理由
公式正答はeである。卵胞刺激ホルモン(FSH)は視床下部・下垂体前葉系のゴナドトロピンで、卵巣ではなく下垂体前葉から分泌される。卵巣はエストロゲン、プロゲステロン、インヒビンやアクチビンを産生する。
各選択肢の検討
a.アクチビン。誤り。卵巣を含む生殖腺などで産生され、FSH分泌を促進する調節因子である。
b.インヒビン。誤り。卵巣顆粒膜細胞などから分泌され、下垂体FSH分泌を抑制する。
c.エストロゲン。誤り。主に卵巣の発育卵胞から分泌される性ステロイドホルモンである。
d.プロゲステロン。誤り。排卵後の黄体から主に分泌される。
e.卵胞刺激ホルモン。正しい。下垂体前葉から分泌され、卵胞発育を促す。
覚えるポイント
卵巣は性ステロイドとインヒビン等を分泌し、FSH・LHは下垂体前葉由来である。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第105回医師国家試験問題および正答
- Overview of the Endocrine System
- 27.2 Anatomy and Physiology of the Ovarian Reproductive System – Anatomy and Physiology 2e
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。