第105回医師国家試験 E2(2011年)
正答:e
問題
医療法に規定されているのはどれか。
a.保健指導
b.診療録の記載
c.処方せんの交付
d.異状死体の届出
e.診療所開設の届出
正答の理由
公式正答はeである。医療法第8条は、医師等が診療所を開設した場合に、開設後10日以内に届け出ることを定めている。ほかの選択肢は主に医師法など別の法令に規定される。
各選択肢の検討
a.保健指導。誤り。医師が医療・保健指導を掌ることは医師法第1条に、診療時の療養方法等の指導は同法第23条に規定される。
b.診療録の記載。誤り。診療録の記載義務は医師法第24条に規定される。
c.処方せんの交付。誤り。処方せん交付義務は医師法第22条に規定される。
d.異状死体の届出。誤り。医師法第21条により、死体を検案して異状があると認めた医師は所轄警察署へ届け出る。
e.診療所開設の届出。正しい。医療法第8条に規定され、原則として開設後10日以内に届け出る。
覚えるポイント
医療法は医療施設の開設・管理などを定め、医師個人の診療上の義務は医師法に定められる。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。