双極性障害の治療薬(全員採点除外)|第105回医師国家試験D54

第105回医師国家試験 D54(2011年)

正答:採点対象から除外(公式正答なし)

問題

38歳の女性。気分の高揚、多弁および不眠を主訴に来院した。3年前に母親を亡くした後、憂うつで何も手につかなくなり、3か月仕事を休んだ。その後、逆に気分が高揚して活動性が亢進する時期と、気分が落ち込んで活動性が低下して寝込んでしまう時期とを交互に繰り返すようになった。

治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。

a.ジアゼパム

b.炭酸リチウム

c.パロキセチン

d.クロミプラミン

e.バルプロ酸ナトリウム

正答の理由

厚生労働省の個別通知で全員採点除外とされ、公式正答はない。気分の高揚と抑うつを反復する経過は双極性障害を示唆する。気分安定薬と抗うつ薬の位置付けを説明できるが、除外問題の選択肢を公式正答として推定しない。

各選択肢の検討

a.ベンゾジアゼピン系薬で、不安や不眠に用いられることがあるが、双極性障害の気分安定薬ではない。全員除外のため公式の正誤は付さない。

b.双極性障害の躁状態や再発予防に用いられる気分安定薬で、血中濃度などの管理を要する。全員除外のため公式の正誤は付さない。

c.SSRI抗うつ薬であり、双極性障害では躁転の危険を踏まえ気分安定薬なしの単独投与を避ける。全員除外のため公式の正誤は付さない。

d.三環系抗うつ薬であり、双極性障害では躁転の危険を踏まえ使用を慎重に判断する。全員除外のため公式の正誤は付さない。

e.躁状態の治療に使われる気分安定薬の一つである。妊娠可能性のある女性では胎児へのリスクを考慮する。全員除外のため公式の正誤は付さない。

覚えるポイント

この問題は厚生労働省通知で全員採点除外、公式正答なし。双極性障害では抗うつ薬単独による躁転に注意し、薬剤選択は妊娠可能性も含め判断する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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