脱水の身体所見|第105回医師国家試験C1

第105回医師国家試験 C1(2011年)

正答:e

問題

1 脱水の診断に有用な所見はどれか。

a.体温の低下

b.呼吸数の減少

c.心雑音の出現

d.肺肝境界の上昇

e.皮膚緊張度の低下

正答の理由

公式正答はeです。脱水による細胞外液量減少では皮膚緊張度の低下がみられ、ほかに口腔粘膜乾燥、頻脈、起立性低血圧などが手掛かりになります。

各選択肢の検討

a.体温の低下。誤り。低体温は脱水に特異的な所見ではありません。

b.呼吸数の減少。誤り。呼吸数の減少は脱水を示す典型所見ではなく、重度の循環血液量減少では頻呼吸を伴うことがあります。

c.心雑音の出現。誤り。心雑音の出現は脱水の診断所見ではありません。

d.肺肝境界の上昇。誤り。肺肝境界の上昇は脱水の診断所見ではありません。

e.皮膚緊張度の低下。正しい。皮膚緊張度の低下は細胞外液量減少でみられます(高齢者では脱水以外でも低下し得ます)。

覚えるポイント

公式正答はeです。脱水による細胞外液量減少では皮膚緊張度の低下がみられ、ほかに口腔粘膜乾燥、頻脈、起立性低血圧などが手掛かりになります。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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