急性ストレス時に低下するホルモン|第105回医師国家試験B33

第105回医師国家試験 B33(2011年)

正答:b・d

問題

急性ストレスによって血中濃度が低下するのはどれか。2つ選べ。

a.副腎皮質刺激ホルモン

b.卵胞刺激ホルモン

c.成長ホルモン

d.黄体形成ホルモン

e.プロラクチン

正答の理由

急性ストレスでは生殖軸が抑制されるという出題意図から、公式正答はFSHとLHのb、dです。ACTHは増加し、GHやプロラクチンも増加し得ます。ただし反応はストレスの種類や持続時間によって異なり、すべての状況で同じ変化になるわけではありません。

各選択肢の検討

a.副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)。ストレスでCRHを介して分泌が増加する。

b.卵胞刺激ホルモン(FSH)。ストレスによる視床下部・下垂体性腺系の抑制で低下し得る。

c.成長ホルモン(GH)。急性ストレスでは分泌が増加し得る。

d.黄体形成ホルモン(LH)。ストレスがGnRH分泌を抑えて性腺刺激ホルモン分泌を低下させる。

e.プロラクチン。急性ストレスで分泌が増加し得る。

覚えるポイント

ストレスの内分泌反応では、HPA軸の活性化と性腺刺激ホルモン分泌の抑制を分けて整理します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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