第105回医師国家試験 B32(2011年)
正答:c・e
問題
味覚障害をきたすのはどれか。2つ選べ。
a.急性扁桃炎
b.急性副鼻腔炎
c.鉄欠乏性貧血
d.ビタミンC欠乏症
e.Ramsay Hunt症候群
正答の理由
味覚障害を来し得る鉄欠乏性貧血とRamsay Hunt症候群の組合せはc、eです。
各選択肢の検討
a.急性扁桃炎。味覚障害を来す代表的な原因ではない。
b.急性副鼻腔炎。嗅覚低下によって風味が損なわれることはあるが、味覚障害として選ぶものではない。
c.鉄欠乏性貧血。舌炎・舌乳頭の萎縮などを伴って味覚異常を来すことがある。
d.ビタミンC欠乏症。主な所見は壊血病症状であり、代表的な味覚障害の原因ではない。
e.Ramsay Hunt症候群。顔面神経膝神経節の帯状疱疹により、味覚低下を伴うことがある。
覚えるポイント
鉄欠乏性貧血による舌粘膜変化と、顔面神経障害に伴う味覚低下を区別します。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。