自我意識の障害|第105回医師国家試験B27

第105回医師国家試験 B27(2011年)

正答:b・d

問題

自我意識の障害はどれか。2つ選べ。

a.両価性

b.離人(症)

c.緊張病症候群

d.させられ体験

e.Gerstmann症候群

正答の理由

離人症では自分自身から切り離されたような体験があり、させられ体験では思考や行為を自分のものと感じられず、外部から操られていると感じます。いずれも自己の体験・主体感の障害で、正答はb、dです。

各選択肢の検討

a.両価性。誤り。相反する感情や考えが同時に存在する状態で、自我意識の障害ではありません。

b.離人(症)。正しい。自分の思考・感情・身体から離れているように感じる、自我意識の障害です。

c.緊張病症候群。誤り。昏迷、姿勢保持、拒絶などを含む精神運動症状のまとまりです。

d.させられ体験。正しい。思考や行為が外部から作られ、操られていると感じる主体感の障害です。

e.Gerstmann症候群。誤り。失書、失算、左右失認、手指失認を示す頭頂葉病変に関連した神経学的症候群です。

覚えるポイント

離人とさせられ体験は自己の体験・主体感に関わる。両価性は感情・思考、Gerstmann症候群は頭頂葉機能の障害。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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