第105回医師国家試験 B20(2011年)
正答:a
問題
排便機能に関与する筋肉のうち不随意筋はどれか。
a.内肛門括約筋
b.外肛門括約筋
c.恥骨直腸筋
d.恥骨尾骨筋
e.腸骨尾骨筋
正答の理由
内肛門括約筋は直腸の輪走平滑筋が続く構造で、自律神経により不随意に調節されます。外肛門括約筋や骨盤底筋は骨格筋です。正答はaです。
各選択肢の検討
a.内肛門括約筋。正しい。平滑筋からなり、安静時の肛門管閉鎖を不随意に保ちます。
b.外肛門括約筋。誤り。骨格筋であり、体性神経を介して随意に収縮できます。
c.恥骨直腸筋。誤り。骨盤底を形成する骨格筋で、排便時には弛緩して直腸肛門角を開きます。
d.恥骨尾骨筋。誤り。肛門挙筋の一部で、骨格筋です。
e.腸骨尾骨筋。誤り。肛門挙筋の一部で、骨格筋です。
覚えるポイント
内肛門括約筋は平滑筋・不随意、外肛門括約筋と骨盤底筋は骨格筋。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。