第105回医師国家試験 B14(2011年)
正答:b
問題
14 左心不全でみられる身体所見はどれか。
a.頸静脈怒張
b.呼気性喘鳴
c.下腿浮腫
d.肝腫大
e.腹水
正答の理由
公式正答はbです。左心不全では肺静脈圧上昇による肺うっ血が起こり、喘鳴を伴うことがあります。頸静脈怒張、下腿浮腫、肝腫大、腹水は体静脈うっ血を反映し、右心不全で典型的です。
各選択肢の検討
a.頸静脈怒張。体静脈圧上昇を反映し、右心不全でみられます。
b.呼気性喘鳴。正しい。左心不全による肺うっ血・気道浮腫は喘鳴を生じることがあります(心臓喘息)。
c.下腿浮腫。体静脈うっ血に伴う右心不全の所見です。
d.肝腫大。肝静脈うっ血による右心不全の所見です。
e.腹水。体静脈圧上昇に伴う右心不全でみられます。
覚えるポイント
肺うっ血は左心系、頸静脈怒張や末梢浮腫は右心系のうっ血を示す。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。