過敏性腸症候群の症状|第105回医師国家試験A3

第105回医師国家試験 A3(2011年)

正答:d

問題

過敏性腸症候群の症状はどれか。

a.発熱

b.浮腫

c.血便

d.食後腹痛

e.体重減少

正答の理由

過敏性腸症候群では腹痛が排便や便通・便形状の変化と関連し、食後に悪化することもあります。発熱、血便、意図しない体重減少は器質的疾患を調べる警告所見で、IBSの典型症状として扱いません。

各選択肢の検討

a.発熱。誤り。発熱は感染や炎症性腸疾患などを考える所見で、機能性疾患であるIBSの典型症状ではありません。

b.浮腫。誤り。末梢浮腫はIBSの診断基準や代表症状ではなく、別の原因を評価する身体所見です。

c.血便。誤り。血便は消化管出血や炎症性腸疾患などの警告所見で、IBSだけでは説明できません。

d.食後腹痛。正しい。IBSでは腹痛が食事後に悪化することがあり、腹痛は排便や便通・便形状の変化と関連します。食後痛だけでIBSと診断できるわけではありません。

e.体重減少。誤り。意図しない体重減少は警告所見で、IBSと決めつけず器質的疾患の評価が必要です。

覚えるポイント

IBSの腹痛は排便や便通変化に関連する。血便・発熱・意図しない体重減少は警告所見。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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