胎児 biophysical profile の項目|第104回医師国家試験G38

第104回医師国家試験 G38(2010年)

正答:d

問題

妊娠末期の胎児管理の指標として有用でないのはどれか。

a.胎動

b.羊水量

c.胎児筋緊張

d.胎児腸蠕動

e.ノンストレステスト〈NST〉

正答の理由

胎児の健常性評価の代表である biophysical profile は、超音波でみる呼吸様運動・胎動・筋緊張・羊水量と、NST の5項目で構成されます。胎児腸蠕動はこの項目になく、胎児管理の指標には用いません。公式正答はdです。

各選択肢の検討

a.胎動。有用。誤り。biophysical profile の項目であり、胎動カウントも週数の進んだ妊婦の健常性評価に使われます。

b.羊水量。有用。誤り。羊水量は biophysical profile のうち慢性の変化を反映する項目です。

c.胎児筋緊張。有用。誤り。筋緊張は急性の変化を反映する項目の一つで、超音波で評価します。

d.胎児腸蠕動。正しい。腸蠕動は biophysical profile の5項目に含まれません。

e.ノンストレステスト〈NST〉。有用。誤り。胎動に伴う一過性頻脈で評価する胎児心拍数検査で、biophysical profile の項目でもあります。

覚えるポイント

BPP は呼吸様運動・胎動・筋緊張・羊水量・NST の5項目。腸蠕動は入らない。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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