オタワ憲章と関連宣言の区別|第104回医師国家試験B13

第104回医師国家試験 B13(2010年)

正答:b

問題

第1回健康増進(ヘルスプロモーション)国際会議で採択されたのはどれか。

a.WHO憲章

b.オタワ憲章

c.リスボン宣言

d.ヘルシンキ宣言

e.アルマ・アタ宣言

正答の理由

第1回健康増進国際会議は1986年11月にカナダのオタワで開かれ、オタワ憲章(Ottawa Charter for Health Promotion)を採択しました。公式正答はbです。この会議はプライマリヘルスケアに関するアルマ・アタ宣言の成果を土台にしています。

各選択肢の検討

a.WHO憲章誤り。WHOの設立文書で、健康の定義を掲げています。1946年の採択で、1986年の会議で採択されたものではありません。

b.オタワ憲章正しい。1986年のオタワでの第1回会議で採択された、ヘルスプロモーションの基本文書です。

c.リスボン宣言誤り。1981年に世界医師会がリスボンの総会で採択した、患者の権利に関する宣言です。

d.ヘルシンキ宣言誤り。世界医師会による、人を対象とする医学研究の倫理原則です。

e.アルマ・アタ宣言誤り。プライマリヘルスケアに関する宣言で、オタワ憲章が土台とした先行文書です。

覚えるポイント

ヘルスプロモーション=1986年オタワ憲章、プライマリヘルスケア=アルマ・アタ宣言、患者の権利=リスボン宣言、研究倫理=ヘルシンキ宣言。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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