閉塞性睡眠時無呼吸の検査|第103回医師国家試験H27

第103回医師国家試験 H27(2009年)

正答:e

問題

48歳の男性。日中の眠気、集中力減退および倦怠感を主訴に来院した。いびきを妻から指摘されている。

まず行うのはどれか。

a.胸部CT

b.頭部MRI

c.気管支鏡検査

d.心臓カテーテル検査

e.ポリソムノグラフィ

正答の理由

日中の眠気、集中力の低下、いびきは閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)を疑わせます。ポリソムノグラフィは睡眠段階と無呼吸・低呼吸の回数や持続を記録し、OSAの診断と重症度判定の標準検査です。公式正答はeです。現在は持ち運び型の在宅検査を使う場面もあります。

各選択肢の検討

a.胸部CT。OSAの閉塞部位は上気道で、睡眠中の無呼吸も胸部CTでは評価できません。

b.頭部MRI。神経症状があれば別の鑑別で考えますが、この主訴と病歴でまず行う検査ではありません。

c.気管支鏡検査。睡眠中の無呼吸の回数を測れず、侵襲もあるため初めの検査になりません。

d.心臓カテーテル検査。OSAでは循環器合併症が増えますが、胸部症状のない本例で眠気の原因を調べる検査ではありません。

e.ポリソムノグラフィ。脳波、呼吸気流、呼吸努力、酸素飽和度などを同時に記録し、OSAの診断と重症度を判定します。

覚えるポイント

いびき+日中の眠気はOSAを疑い、ポリソムノグラフィで確定する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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