空気予防策の対象|第103回医師国家試験E12

第103回医師国家試験 E12(2009年)

正答:a・c

問題

麻疹と同様の感染経路別予防策を行うのはどれか。2つ選べ。

a.結核菌

b.A群レンサ球菌

c.水痘帯状疱疹ウイルス

d.多剤耐性緑膿菌〈MDRP〉

e.メチシリン耐性黄色ブドウ球菌〈MRSA〉

正答の理由

麻疹は空気予防策の対象です。CDCの一覧では、肺・喉頭結核と水痘(播種性帯状疱疹などを含む)も空気予防策の対象です。公式正答はacです。

各選択肢の検討

a.結核菌。正しい。肺・喉頭結核は確定・疑いともに空気予防策+標準予防策です。

b.A群レンサ球菌。誤り。乳幼児の咽頭炎や猩紅熱などは飛沫予防策、重症の創部感染などは接触予防策が加わります。

c.水痘帯状疱疹ウイルス。正しい。水痘は空気予防策+接触予防策+標準予防策で、麻疹と同じく空気予防策を行います。

d.多剤耐性緑膿菌〈MDRP〉。誤り。多剤耐性菌は接触予防策が基本で、空気予防策の対象ではありません。

e.メチシリン耐性黄色ブドウ球菌〈MRSA〉。誤り。多剤耐性菌として接触予防策の対象です。

覚えるポイント

空気予防策は麻疹・水痘・結核。飛沫はA群レンサ球菌の咽頭炎など、接触はMRSAなどの多剤耐性菌。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第103回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました