健康づくり施策と用語の組合せ|第103回医師国家試験C1

第103回医師国家試験 C1(2009年)

正答:c

問題

組合せで誤っているのはどれか。

a.生活習慣病予防 ── 行動変容

b.食事摂取基準 ── 栄養所要量

c.健康日本21 ── 寿命の延伸

d.健康増進法 ── 受動喫煙の防止

e.オタワ憲章 ── ヘルスプロモーション

正答の理由

公式正答はcです。健康日本21が目指すのは、平均寿命そのものではなく、健康で障害のない期間である健康寿命の延伸と生活の質の向上です。厚生省の総論も、早世と障害を減らして健康寿命を延ばす政策と位置づけています。

各選択肢の検討

a.生活習慣病予防 ── 行動変容。正しい組合せ。生活習慣病の予防には本人が継続して生活習慣を改善する必要があり、行動を変える段階に合わせた働きかけが用いられます。

b.食事摂取基準 ── 栄養所要量。正しい組合せ。2005年版の食事摂取基準は「日本人の栄養所要量-食事摂取基準-策定検討会」でまとめられ、栄養所要量の流れをくむ基準です。

c.健康日本21 ── 寿命の延伸。誤った組合せで、これが正答です。目標は単なる寿命ではなく健康寿命の延伸です。

d.健康増進法 ── 受動喫煙の防止。正しい組合せ。出題当時も第25条に受動喫煙防止の努力義務があり、現行法では第六章「受動喫煙防止」として規定が拡充されています。

e.オタワ憲章 ── ヘルスプロモーション。正しい組合せ。1986年にオタワで開かれた第1回ヘルスプロモーション国際会議で採択された憲章です。

覚えるポイント

健康日本21のキーワードは「寿命」ではなく「健康寿命」の延伸と生活の質の向上。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第103回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました