抗精神病薬の副作用|第103回医師国家試験B16

第103回医師国家試験 B16(2009年)

正答:b

問題

抗精神病薬の副作用はどれか。

a.歯肉の肥厚

b.乳汁分泌

c.小脳失調

d.多毛

e.下痢

正答の理由

公式正答はbです。抗精神病薬は高プロラクチン血症を起こすことがあり、乳汁分泌や無月経の原因になります。歯肉肥厚と多毛はフェニトイン、小脳失調はフェニトインやリチウムなどで知られる副作用です。

各選択肢の検討

a.歯肉の肥厚。誤り。フェニトインのほか、シクロスポリンやニフェジピンで問題になります。

b.乳汁分泌。正しい。高プロラクチン血症による症状です。

c.小脳失調。誤り。フェニトイン、リチウムなどの中毒で起こる障害です。

d.多毛。誤り。フェニトインの副作用として知られます。

e.下痢。誤り。問題になるのは逆で、抗コリン作用で腸管運動が低下して起こる便秘です。クロザピンなどでは重症化することがあります。

覚えるポイント

抗精神病薬は高プロラクチン血症で乳汁分泌・無月経。歯肉肥厚と多毛はフェニトイン。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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