低カリウム血症を起こす降圧薬|第103回医師国家試験B11

第103回医師国家試験 B11(2009年)

正答:c

問題

低カリウム血症を起こすのはどれか。

a.β遮断薬

b.カルシウム拮抗薬

c.サイアザイド系利尿薬

d.アンジオテンシンII受容体拮抗薬

e.アンジオテンシン変換酵素阻害薬

正答の理由

公式正答はcです。利尿薬は低カリウム血症の原因薬として最も頻度が高く、サイアザイド系はループ利尿薬とともに、ナトリウム再吸収を抑えてカリウムの尿中喪失を増やします。ACE阻害薬とARB、β遮断薬はむしろ高カリウム血症の原因に挙げられます。

各選択肢の検討

a.β遮断薬。誤り。カリウムの細胞外移動により、高カリウム血症の要因に挙げられます。

b.カルシウム拮抗薬。誤り。参照した低カリウム血症の原因一覧に記載がありません。

c.サイアザイド系利尿薬。正しい。カリウムを喪失させる利尿薬の代表です。

d.アンジオテンシンII受容体拮抗薬。誤り。カリウム排泄を減らし、高カリウム血症を起こします。

e.アンジオテンシン変換酵素阻害薬。誤り。ARBと同様に高カリウム血症の原因です。

覚えるポイント

サイアザイド・ループ利尿薬は低K。ACE阻害薬・ARB・カリウム保持性利尿薬・β遮断薬は高K側。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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