勃起不全の原因|第102回医師国家試験G5

第102回医師国家試験 G5(2008年)

正答:d

問題

勃起不全をきたすのはどれか。

a.Cushing症候群

b.前立腺肥大症

c.尿路結石

d.糖尿病

e.痛風

正答の理由

公式正答はdです。勃起不全の器質的原因は血管性・神経性・内分泌性に大別され、最も多い血管性の原因は陰茎海綿体動脈の動脈硬化で、喫煙・内皮機能障害・糖尿病としばしば関連するとされます。内皮機能障害自体も喫煙・糖尿病・低テストステロンから生じうると記載されており、糖尿病は血管性・神経性の両面から勃起不全をきたす代表的な原因です。

各選択肢の検討

a.Cushing症候群。公式正答ではない。ただしMSDの勃起不全の原因表にはホルモン異常の項にCushing症候群が挙がっており、臨床的には原因になりえます。試験で選ぶべき代表的な原因は糖尿病です。

b.前立腺肥大症。公式正答ではない。原因表に独立した勃起不全の原因としては挙げられていません。

c.尿路結石。誤り。勃起不全の原因として挙げられていません。

d.糖尿病。正しい、これが正答。陰茎海綿体動脈の動脈硬化と内皮機能障害の双方に関わる因子として明示されています。

e.痛風。誤り。勃起不全の原因として挙げられていません。

覚えるポイント

勃起不全の器質的原因は血管性・神経性・内分泌性。糖尿病は動脈硬化と内皮機能障害の両方を介する代表的原因。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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