産業医の根拠法|第102回医師国家試験B13

第102回医師国家試験 B13(2008年)

正答:d

問題

産業医が規定されているのはどれか。

a.医師法

b.医療法

c.労働基準法

d.労働安全衛生法

e.労働者災害補償保険法

正答の理由

労働安全衛生法第13条が「事業者は、政令で定める規模の事業場ごとに……医師のうちから産業医を選任し、その者に労働者の健康管理その他の厚生労働省令で定める事項を行わせなければならない」と定めています。公式正答はdです。

各選択肢の検討

a.医師法。誤り。医師の免許・国家試験・応招義務・診療録など医師個人の資格と業務を定める法律で、条文中に産業医の語はありません。

b.医療法。誤り。病院・診療所などの医療提供施設の開設・管理・人員配置や医療提供体制を定める法律で、産業医の規定は置かれていません。

c.労働基準法。誤り。労働時間・賃金・休日など労働条件の最低基準を定める法律です。安全衛生の規定は昭和47年に労働安全衛生法として分離され、産業医もそちらに置かれています。

d.労働安全衛生法。正しい。第13条で選任義務、必要な医学的知識の要件、職務、事業者への勧告権などが定められています。

e.労働者災害補償保険法。誤り。業務災害・通勤災害に対する保険給付の仕組みを定める法律で、産業医の選任を定めるものではありません。

覚えるポイント

産業医は労働安全衛生法第13条。一定規模の事業場で事業者が医師から選任し、健康管理と事業者への勧告を行う。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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